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アウェイクニング [喜怒哀楽寂快]

「レナードの朝」という映画がある。
ロバートデニーロとロビンウィリアムスを主演に嗜眠(シミン)性脳炎により半昏睡状態になったレナードと、それを支え、病気を研究する医師セイヤーの物語である。
この映画はたまに、そしていきなり深夜遅くに放送したりする。
なんなんだこの感じは。
実は北京にいたときも、夜中三時過ぎぐらいにソファーに座ってテレビのチャンネルを変えていたら(普段はまずしない)思いがけなくこの映画に出くわして見たということがある。
だいたい深夜の映画ってのはそうそう話題作やヒット作はやってない、というより作風がなんかしっぽりほっこリしたような淡々とした作品が多い、私はそんな感じに思ってるところがあって、むしろこの作品はこの時間帯に見るのがベストなのではないかとすら思わせる深夜映画っぷり。
よく映画は字幕スーパーで見るという人がいるが、私はその大方の理由である「本人が喋る雰囲気が吹き替えだと味わえない」ではなく「演技に字幕がついている画」という雰囲気を味わえるので字幕で見たりする。
わかりにくいですか、そうですか。
邦画を見るときってずっと字幕が付くことはなくて、字幕なんて普通は外国映画を見るためにあるので、それに慣れた日本人は字幕を見ただけで「洋画を見てる」というパブロフっぽいことになっていて、私はそこを逆に遊んでたりする。毛先みたいに。
ん?分かりにくいですか、更にですか。
そんでこの「レナードの朝」なんだけど、この映画は事実に基づくお話で、ほとんどの場面が病院の中の殺伐とした雰囲気なので字幕スーパーで見るのもいい感じの映画だといいたい。
私はこのDVDを持ってるんだけど、「あれ、ところで私なんでこの映画知ったんだっけなぁ?」と4秒くらい考えたところ、たしか昔、深夜にやっとったのをたまたま見たんじゃなかったっけ?と思うくらい深夜イメージ。

ちなみに「レナードの朝」は邦画名なんだけど、私は邦画名の方が好き。という要らぬ情報。


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