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脱線事故から見る中国韓国の気持ち [喜怒哀楽寂快]

昨日ある人のブログを読んでいると何やらブログ内でトラブっているのを見かけた。
それがどういうトラブルかと言うと


 ○ある男性が今回の電車脱線事故についての記事をブログに載せる
→○しかしその内容がJR職員に対するある種度の過ぎた批判文であったため、多くの観覧車からコメント、トラックバックによって叩かれる
→○だがある一人の女性観覧者が彼の文に対して「nice!」を付けたことにより被害が女性側にも飛び火。「馬鹿女」呼ばわりされる。
→○女性の言い分「男の文章もやりすぎた気分を害するものではあるが、それに対して解決を目的としているとは思えない、ただの罵倒は何の前進にもならず、荒しと同じ行為。続けるべきではない」
→○男および女性を批判した者の言い分「JR職員の命する軽んじる発言をするような奴に人を批判する資格などない。また彼がblogという公の場で過激な発言を行ったのだから叩かれて当然。それを擁護するようなことはできない。」

今はもうおさまったようですが大体そういう感じです。語弊があったらいけないので自身でご覧になりたい方はこちら→ここ


じっさい今私がテレビのない生活なのでマスコミどうこうとは言えないんですが、ネットでニュースを見ているだけでも毎日出るわ出るわ、JRの不手際および凡ミス。
まぁ地震といっしょで、でっかい災害が起こってからは今まで以上に敏感になり、ほんの小さな動きも取り上げれるようになるのはしょうがいないのだが。
この、世論を味方にしたときの「叩けるだけ叩いとけ」的なやり方はどうかと思う。
事故が起こる前からそんだけ敏感に取り上げときゃ今回の事故も起こらなかったのではないのか?と言いたくなる。
まぁマスコミに対しては今はこれくらいにして。

閑話休題。上のブログ内でのトラブル、一言で言ってしまえば
正論を盾にした暴力である。
JRにしろ、投稿者にしろ、叩かれて当然という観点から、何してもいいみたいになっているから怖い。人権丸無視。

私が今回この一連のやり取りをみて思ったことは、この構造どっかで見たことある。ということ。

思い出して欲しい。
これ中国・韓国(被害者意識側)、日本(加害者側)と同じではないだろうか。
先日の反日運動をみるにつけ、もはや目的がすり替わっていると隣国に失望したのだが、
戦後ずっと叩かれる側を演じ続けてきた日本人が同じことを他人に対して行っているのを見て、もうただ「恥」という感情しか出てこなかった。
先日のデモで中国側にとっても何の前進もなかったのは明白だが、そこから日本が何も学ぶことなく数日後に同様の行動をするとは。
いままで日本人として胸を張って外人と付き合ってきたことが情けなく思えた。

叩かれた女性も言っていたが
正論を叫ぶために手段を選ばないというのは人として最低の行為だと思う。


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ネットという特殊な世界、特有の
よく起こりえる問題ですね。
相手の顔や素性、こっちも相手に誰かはわからないから
お互い押さえずに感情がダイレクトに出てしまうのでしょうね。
多分、お互いが実際に面と向かってしゃべってたら、
案外ここまでエスカレートはしないのでしょうね。
こういう事を少し離れた客観的な目で見ると、
どっちも醜いと言うか、かわいそうに私は見えてしまいます。
もし自分も感情的になると、そう見られてしまうかな?と。
攻撃するなら、自分の実名を明かしていい、ぐらいの信念が
ほしい気はしますね。
by (2005-05-14 03:22) 

ずみっち

◆820様
逆に不特定の人間から罵られているので、そんなに痛くないという人もいてそれで、わざと酷いこと言ってる人もいる気がします。
レベルがあまりに低すぎるイガミ合いだとなんか、おじいちゃん同士の喧嘩を思い出します。
by ずみっち (2005-05-15 16:45) 

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