一分で心が温かくなる話 「私が」 [男と女]
恋人がいる
恋人の家のお風呂は温水器のスイッチを入れないとお湯が出ない
まだ恋人の家に通いだして間もないころ、寝起きにお風呂に入ろうと恋人を起こさないようにそっとベッドを抜け出してお風呂へ向かった、
お風呂に入る準備ができてから気がついたのだが温水器のスイッチは使わないときは切っていたような。やっぱお湯でないのかなぁ?
などと思いつつもめんどくさかった私はそのままお湯を出しっぱなしにしているとお湯が出てきた。「よかった出るじゃん。」
お風呂から出ると居間のソファーで恋人が寝ぼけ眼で座っていた。
「ごめん起こしちゃったね」
それから数日がたったとき改めて詳しく温水器の使い方を恋人からレクチャーされた。
温水器の複雑さと些細な誤解から話がかみ合わなくなってちょっと言いあいになった、「だってこの前スイッチ入れなくてもお湯でたし!!」
私が言うと
「こないだは私がスイッチ入れたんだよ、」恋人が言った
文章では表現できないあたたかい気持ちになった
ずみっちさんが入ったときに、気付いてそっと押してくれてたんですね。心が温まりました。
by ☆みるきぃ☆ (2005-09-29 03:20)
久しぶりにこちらも覗いてみました
いいパートナーですなぁ~ 幸せ者めっ!!
by Vik (2005-10-03 11:40)