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人生にさらなるスパイスを。 2140 [男と女]

つまり人は他人を男か女かで分けすぎ。といいたい。

新年一発目がこれかよ!ということもさることながら、全然意味わかんねぇと言われそう。うん、じゃぁ説明していくね。

人というのは他人をすぐ何らかのジャンル別にカテゴライズしがちないきものである。それも無意識の上で。

それは全然悪いことではなくて、生きていくうえでなくてはならない、場合によっては自らを危険から守る役目を果たしている当たり前のことである。
例えば、電車の中で目の前に品のよさそうなおじいさんとキングオブザやくざが座っていたらそりゃおじいさんの隣に座るほうが安全率は高い。コレは誰しもが生きていく上で自然に覚えていく知恵だ。

なにぶん私、ものごとをすぐ進化心理学的に考えてしまう傾向があってロマンもへったくれもないんですけど、生き物は最後はすべて「長く生きること」・「子孫を次の世代に残すこと」でかたずけられると思うんです。
そういう意味でも男と女というのも結局は「子孫を残す」こととがっぷりよつな状態わけで。
例えば、男が可愛い女に絶対的に弱いのに対して、女は外見以外の要求が比較的多く高く、っていうのも求めるものがもともと違うからねぇ。
生活を安定させることが義務であるオスと、健康な子を産むことが義務であるメス。これはもう身体のつくりがそれをそうさせてるのだからしょうがない。
だから異性と接する時、人は「長く生きる」ことと同じくらい必至で相手を観察してしまう生き物なのです。
さらに詳しく言えば、人を見たときにまず男か女かを識別しなければならないのだが、コレがもう速い速い。「早速」と二種類のはやいを使っちゃうほど速い。もうおじいさんとやくざの区別の比じゃないのだもの。
服装や髪型、声や香りや体つきから瞬時に識別する術を人は知らず知らずのうちに身につけてしまったのです。まさに本能。
だからしょうが無いと言えばしょうがないのだけど、今回私が言いたいのは、人は「女」と「男」以外にももっと分け方があるよというサイン。

上記でいろいろ本能がなんだかんだと言っておいてここに来て一気に本能に逆らおうと言うのだから言うなれば神に背く行為。

たとえば私が音楽を聴くときによく無意識にやってしまっているのが「こいつカッコいいか否か」。
もう歌がうまいとか下手とか、テクがどうとかこうとか、ジャンルが何だとか、一切のバックグラウンドを配慮しないこの「カッコいいか否か!」というシンプル且つ普遍的な問いかけを無意識にやってしまっている自分がまずカッコいい。
もちろんそこに人種とか肌の色とか男女とかも関係ない。
べつに音楽じゃなくても、みなそれぞれこだわってる分野があると思う。そこでは最も自分が素にもどれて、女とか男との呪縛から解き放たれる時で無意識に脳内スカウターが作動していると思う。
私なんかは最近R&Bが何たるか、ヒップホップが何たるが分かったばかりなのだが、気付けば今まで買った洋楽はほとんど黒人歌手だった。
別に私は黒人の筋肉に引かれてるわけでもないし、セクシーだとも思ってないので外見の魅力から来るものに魅かれたわけではないのに無意識のうちに自分の好みのジャンルを厳選していたのだ。
さきに「脳内スカウター」と言ったが、これが冗談でなくなるくらいくっきり識別できてる。
だから別に「カッコいいか否か」で分けなくても、分け方はいろいろあるわけで、二種類でなくてもいいことになる。
有名どころで言えば「血液型分け」、「出身別分け」。でももっと大胆に分けてもいいのではないか?
知り合いになってまず「こいつはアディダスだな、間違いない」とかブランドで分けてもいいし「阪神派かその他11球団派か」で分けてもいいし。
でももともと皆この能力はあるんです。じゃないといじめられっ子が次の転校先でもイジメられるなんて、確率的に考えにくいし、ドラゴンボールでZ戦士を見ててもどこか「ナメック星人かどうか」でピッコロを特別視してた。

もうすでに今の恋人に満足で他の異性に興味が無いという人は次からもっと男女意外に新しいわけ方を試してみることをオススメする。

ということでアケオメコトヨロ(元旦韓国人から来たメールもこれでした)

 


次回予告:
『中国の「日中関係」のスレッドで自分が日本人であることを明かしてコメント残す』 の巻き
乞うご期待


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