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三分でロマンチックになれる話 [驚凹凸疑]

私は比較的納豆が好きだ。安いし、手間もかからないし、なにより納豆が好きな自分が日本男児っぽくて好き(ハート)。
なので学生時代はよく母が納豆を買ってきてくれて冷蔵庫には常にあったと思う。
しかし最近気づいたのだが母は納豆が食べれないらしい。
あんなに頻繁に買ってきてたんで、てっきり食べれるものだと錯覚していたよ。
「あんな臭いもん食べれるわけない」と母も言うように世の中結構納豆食べれない人がいるみたいです。

あと、「くさい」と書いても「におい」と書いても「臭い」。
まぁどうでもいいけど。

そんで私、相方がいるんですけど、幸い相方は食べれるみたいで結構節約のためにたべてます。
今日も節約ってことで私が「晩御飯なに食べたい?」ってきいたんです、別にそれ聞いたからってつくんないんですけど。
そしたら相方が「今日も納豆?」って言ったんですけど、その瞬間ひらめいたんです。
焼きそば(韓国風味)に納豆乗せたら素敵じゃない?素敵だよね。素敵って言ってよ。
そしたらですよ、私が「素敵じゃない?攻撃」を繰り出す隙も与えずに相方が「いや絶対まずいって。ズイマ」
それには私もちょっとカチンときましてね。
なぜって、仮においしくなかったとしても素敵じゃない、その努力が。
通常世間一般的には組み合わせてはいけないものがあるじゃないですか、
ストロベリーオンザショートケーキならコンビニでも買えますがストロベリーオンザショートクタイシ、もうそれはそれはありえないじゃないですか。
だって聖徳太子の頭の上にイチゴが乗っかってるんですよ。もちろんそれは100円札にも反映されるだろうし。佐賀とよのかならまだしも野イチゴっつう可能性もなきにしもあらずなわけで、それじゃぁタイシとして面目が立たないわけですよ。
そういった世の中のタブーにあえて逆行してみようという「Coco一番」的な発想がまったくないのかと聞きたい、相方に。

半分哀れみにも似た感情で「あんたは本当にロマンがないなぁ。」と罵倒したところ、思いもよらぬ驚愕のコメントを浴びせられたわけですよ、逆に私が。(倒置法)
私の罵倒にも顔色ひとつ変えずにシャツに腕を通しながらいったんです。

「納豆オンザライス(炊きたて)ってのも結構ロマンチックじゃない?」


もうなんか恥ずかしい気持ちさえ芽生えてきましたよ。
納豆を冒涜された気分になっていたわたしでしたが、なんか冒涜してたのは私自身だったような気がしてきて。
聖徳太子がうんぬんかんぬんいってた件(くだり)とかバックスペース鬼押しで消したい。
そんな気持ちにすらさせられました。
「負けたよ、今晩のメニューはそれで決まりだ。」

こうして今晩も納豆とご飯でラストオーダーです。


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