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「no music, no lifeって言ってますけど、聾唖者はどうなるんすかねぇ?」 1903 [驚凹凸疑]

以前ここで「説明文」というタイトルの記事を書いたことがある。http://blog.so-net.ne.jp/minnnadaisuki/2005-06-09

そのときは何の説明もしていなかったので、いきなり読んだ人には何のこっちゃらさっぱりわからんという状況だったと思う。

今更また引っ張り出してきてゴチャゴチャいうことも無いってのも実際あるんですが、こういうのはいろんな人が見て自分では想像もできないような角度から鋭い意見を投げ込んでくるかもしれないというのに期待してたりします。

ことの発端は半年くらい前に私がとあるたまたま見つけた人様のブログにお邪魔した時にさかのぼります。
その日は一日中友達と身体を動かして遊んでいて気分良かったんです。
そんで風呂上りに何気にブログランキングかなんかで「no music, no life」というタイトルのブログを発見。ほんと何気なくそこへジャンプしてみました。
ほとんどのブログがそうであるように、そこもタイトルとはあまり関係ない記事がほとんどで、だからなんだって訳ではないのだがそこでふと思った。

「no music, no lifeって言ってますけど、聾唖者はどうなるんすかねぇ?」

そして何を思ったか私はそれをコメント欄でかいてしまったんですねぇこれが。
まぁ別にこの人が考えたキャッチフレーズじゃないし、初めて見たわけでもなのだが、思っちゃったの。(んで書き込んじゃったの)

その日は数人の友人と遠くまで遊びに行っていたのだが、私以外全員耳が聞こえないっちゅぅメンバーだったので、こういうお騒がせな思考回路に繋がったのかもしれない。
実際は私もバリバリ音楽聴きますし、どんだけ音楽にどっぷりの生活やねんと思いますよ自分でも、ええ。
でも私の友達は今までずっと「no music, my life」で生きてきたわけですよ。
以前私の好きな曲が流れたきたときそれをなんとか雰囲気だけでも伝える術は無いかと試みたんですが、全然伝わんなくて「そっかぁぁー。。。。。。」って凹んだことがあったんですよ。
だからって人のブログでいきなり問いかけちゃ駄目だと思いますが。

でも、そこのブログの管理人さんがすごい真摯に受け止めてくれてねぇ、一時はタイトル変えようか宣言まで飛び出たんですが、そこの常連さんたちの「見たくない人は見なければいい」、「アタシなら無視する、○○さんは偉い」、「○○さんの真摯な対応感動しました」等の応援コメントもあって変わりませんでしたが。
そこから「障害者にも音楽はいいものだと教えてあげよう」や「私はどんな障害者の方も差別しません」、「障害者は精神が研ぎ澄ませている」などの意見が噴出してきたので、自分も自らの立場をはっきりさせなくてはと思い自分のブログで記事を書いたというしだいでございます。
ってかどんどん聾唖者が皆様の頭のなかで神聖化されていっていた感があるので、「おいおい私の友達結構好き放題やって健常者ともめたりするぞ。(当然矛先は私に向く)」と思いつつも一応人様のブログを騒がせちゃってごめんなさいという立場。


んで何が言いたいのか分からなくなってきたのだが

結局「no music, no lifeって言ってますけど、聾唖者はどうなるんすかねぇ?」


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ずみっち

ハメ痔ましてこんにちわ。
いきなりそんなにほめてもらってこちらも驚きなわけですが「私もガンバリスギDEナイト。」あたりが前の文章と関係ないというのがポイントです。
月に一回くらいこんな感じで褒めてくれたもっとエエ感じの文章が書ける予感がします、ええ。
by ずみっち (2005-12-15 01:43) 

NO NAME

よくないと思います。意見の投げっぱなしは。結論まで導いていける思考がなく、最終的に言いっぱなしで逃げて妥協点や解決点が見つけられないのなら人に意見するべきではないと思います。揚げ足取りは誰でも出来ると思います。問題が起きたとき受け止める力の無い人が人に意見するべきではないと思うのです。
by NO NAME (2005-12-20 12:23) 

こんにちは。
久々に覗いてみたら、ずいぶん深いお話をされていますね。
私自身も、聴覚障害者に密接に関わっている人間として
興味深く読ませていただきました。

私も以前、歌に手話をつけて歌っている方のビデオをサークルで
見ました。で、その方の歌がびっくりするほどへたくそなんです。
聴者は全員大爆笑。でも、聾者はなんでみんな笑っているのか分からない。
そこで、私に「何でみんな笑っているんだ?歌が下手ってどういうことだ?」
と質問をしてきたのです。歌の下手さを伝えるのって本当に大変。
だって、もともと上手い歌の概念がないのですから。
だから、ずみっちさんが自分の好きな歌を伝え切れなかったっていうのは
ものすごく理解できます。

私も、このキャッチコピーについて同じような疑問を持ったことがあります。
でも、「music」イコール「音楽」ということにとらわれなくても
いいのではないかとも思います。例えば、音楽家の中でも、普段「ノイズ」
として片付けられるような町の雑踏や、きれいな景色をみたときに、
音楽が浮かぶとか言いますよね。でも、それって誰の中でもあることだと
思います。それは人それぞれ違う曲だったりするわけで、それが感覚の
違いになるんだと思います。

それが聞こえない人の場合でもラッシュの町並みや、美しい景色を
見たときの感覚って何かあるのではないか。音というものではなくても
映像的な、物語的ななにかを感じていると思います。

その感覚を、「music」という一言で表現してみたんだと私は受け取ることに
してみました。

長々しく書いたわりに、まとまりがなくて伝わったかどうかわかりませんが、
そんなところです。またきま~す。
by (2005-12-25 13:19) 

ずみっちさん ごめんなさい
私が前に書いたコメント、今更、ホント今更なんですが余りにも軽率で自分が恥ずかしくなったので消しましたすんません。
考えます
でもアナタの文章を楽しみにしてるのはホントです。どーぞ。
by (2006-01-20 22:17) 

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